数十年に1度咲くといわれる観葉植物アガベの花が栃木県下野市薬師寺のパート間舘智恵子(まだてちえこ)さん(52)の庭で咲き始めた。
アガベは米国南西部などの亜熱帯の乾燥地域に自生する多年草。数十年に1度開花し株が枯れることから「奇跡の植物」ともいわれている。約30年前に知人からもらった10センチほどの鉢植えを17年前に庭へ植えたところ、ぐんぐん成長し約1.8メートルまで育った。
間舘さんが昨年、アガベの花芽を見つけ観察を続けていると、15日に花が咲いているのを確認したという。「なかなか見られる花じゃないので、びっくりしました。何か良いことがあるといいですね」と話していた。