「はるのにわで」で展示 野々市・カレード

展示されたパネル=野々市市学びの杜ののいちカレード

  ●米林監督(野々市出身)が作画

 「思い出のマーニー」などを手掛けた野々市市出身のアニメーション監督、米林宏昌さんが作画を担当した絵本「はるのにわで」展(北國新聞社後援)は19日、同市学びの杜ののいちカレードで始まり、鮮やかなタッチで描かれたパネル30枚が並んだ。

 著者は自然や昆虫のテーマを得意とする絵本作家の澤口たまみさん。

 春の小さな庭を舞台に、満開の花の中で目覚めるアマガエル、ハルジオンにとまるハエトリグモ、それを背後から狙うカナヘビなど、生き物や草花の輝きがみずみずしく描かれた。

 6月4日午前10時半から絵本の読み聞かせが行われる。展示は同18日まで。

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