「和楽器と他ジャンルの音楽の融合楽しんで」 京都・京丹波で「地球音楽祭」初開催

地球音楽祭に出演する和楽器デュオ「音ノ羽」(前列)とベルギーの和太鼓奏者たち=京丹波町本庄

 和太鼓をはじめとする和楽器やピアノ、ダンスなど、多様な芸能が競演するイベント「地球音楽祭」が20日、京都府京丹波町大朴の町山村開発センターで初めて開かれる。出演者は「和楽器と異なるジャンルの音楽との融合を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 欧州で和楽器のレンタルやイベント事業などを手がける「天手鼓舞ジャパン」の主催。同町を拠点に活動する和楽器デュオ「音ノ羽」とベルギーの和太鼓チームが、10日から20日まで町内で合同練習しているのに合わせ、成果発表の場として企画した。

 地域の伝統芸能である和知太鼓グループのほか、京阪神を拠点とする和楽器やアフリカンパーカッション、ピアノ奏者など計8組が出演する。

 音ノ羽の坂上享さん(44)は「さまざまな音楽ジャンルとのコラボで和楽器の良さに気付ける機会。たくさんの方に見に来てほしい」と話している。

 午後1時半開演。入場無料。

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