低迷していたアーセナルを見事に復活させたミケル・アルテタ監督。
『Evening Standard』や『The Times』などによれば、指揮官は最新の補強を行ったというが、その正体は犬だそう。
士気向上のために練習場にラブラドール・レトリバーがやってきたという。Winと名付けられた茶色のラブラドールは選手たちにも人気だとか。
スタッフが飼っている彼女は週に何度かトレーニング場にやってくるそう。
散歩のスケジュールが組まれているほか、シェフお手製の高級料理でもてなしを受けているとも。なんでもお気に入りはグリルチキン。
ミケル・アルテタ(アーセナル監督)
「我々は常にファミリーについて話している。そして、つながっていることも。
クラブは大きな家族であり、我々は家族だと思う。その家族を代表する犬が必要なんだ。
人とのつながりや思いやり、愛を示すために、クラブにはまだできることがあると思う。
そして、私はいまの我々を象徴する完璧な犬を見つけた」
「彼女の名前はWinだ。我々は勝つこと(Winning)が大好きだし、Winには多くの愛が必要だ。
だから、Winへの愛。それが基本にある。なので、選手たちの反応は素晴らしいものだった。スタッフも彼女も我々の仲間であり、一緒に旅をする。
(指を鳴らしながら)こういう感じでムードを変えるものさ。
こういう建物にやってきて、彼女が出迎えてくれる。全ての愛を注ぐと突然、エネルギーを感じる。選手たちは床にいる彼女を抱きしめる。美しい光景さ。
違う感情だ。私にとって、そういうことがとても大事なのさ」
指揮官がWinを連れてきたのは、「犬を撫でると落ち着く、気分が良くなる、ストレスレベルが下がるという研究結果を利用するため」というセラピー的な理由もあるようだ。
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なお、アーセナルの練習場にはBobというネコも常駐しているとか。