失業率3%、0・1ポイント下降

特区政府統計処は5月18日、2023年2~4月の失業率(速報値)を3・0%と発表。前月発表(1~3月)に比べ0・1ポイント下降した。中でもビルの装飾・修繕・メンテナンス、倉庫、運輸および運輸補助業界での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・2%で前月発表と同じだった。就業者数は約1800人増えて約365万5900人。労働人口は約1100人増えて約377万300人。失業者数は約700人減って約11万4400人となっている。消費および観光関連業界(小売、ホテル、飲食サービス業)を合わせた失業率は前月発表と同じ4・2%、うち小売業は前月発表と同じ3・8%だった。飲食サービス業では失業率がわずかに下降し、同0・1ポイント下がって4・8%になった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、香港の経済活動の回復に伴い、労働市場は今後さらに一歩改善するだろうと述べた。【●=草かんむりに函】

© HKP