ジャレッド・レト 新アルバムは「驚くものになる」目指した全く新しい方向性

ジャレッド・レト(51)は、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズのカムバック・アルバムが「驚く」ものになるとファンに警告している。

兄シャノン・レトとの同デュオバンドは、9月に5年ぶりのアルバム「イッツ・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド・バット・イッツ・ア・ビューティフル・デイ」で復帰を予定しており、ジャレッドは2018年の「アメリカ」に続く同新作で全く新しい方向性を目指したと明かしている。

オーストラリアのラジオ番組でジャレッドが語ったことをザ・サン紙のビザー欄がこう伝えている。「ギターを手に取ったり、ピアノやコンピューターの前に座ったり、兄と話したりすると、自分でも驚くようなアイディアが出てくることがあるんだ」「このアルバムの大部分は、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズを聴いたことがある人にとって驚くものになると思う」「僕らにとって新しい始まりのような感じ。全く新しいバンドのような感じがするんだ」

ジャレッドはまた、これ以上俳優と歌手を同時に続けていくことは出来ず、休養が必要だとして「僕は背中やほかに問題があって、自分に対してバランスを取らずに頑張りすぎると最終的に体が『ストップ』と言うんだ」と語った。

同バンドは先日、リードシングル「スタック」のMVと共に新アルバムをリリースすることを発表。同MVの監督も務めたジャレッド・レトはこう声明を発表している。「信じられないほどクリエイティブな母親に感謝している。幼い頃から兄と私にアートと写真を教え込んでくれた」「5年ぶりの新曲となる『スタック』のビデオは私が大好きな写真家たちへのラブレターだ」「リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ロバート・メイプルソープ、ダイアン・アーバス、ハーブ・リッツといった私に多大な影響を与えたアーティストたちへのね」

ジャレッドは同MVを「ムーブメントと繋がりの力へのラブレター」とも形容し、声明にこう続けた。「『スタック』のビデオは『アップ・イン・ジ・エアー』の対となる作品で、その延長線上にあるものだ。アート、デザイン、ファッション、それを実現化してくれた素晴らしい人々を祝福するものだ」「ムーブメントと繋がりの力へのラブレター、枠に収まることはできないものの世界を更に魅力的にする人々の、驚くべき可能性の証明だ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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