東電コミュニケーションブース 原発安全対策など周知 パネル展示やVRで 糸魚川市

 東京電力ホールディングスは20、21の両日、糸魚川市上刈6のマックスバリュ糸魚川店前で「東京電力コミュニケーションブース」を開いた。

VRコーナー(手前)では、臨場感のある映像を通じて柏崎刈羽原発への理解を深めることができる

 同社柏崎刈羽原子力発電所に関する各種取り組みなどを周知した。県内各地で実施しており、同市では令和元年以来4年ぶり。柏崎刈羽原発をめぐる一連の不適切事案を踏まえて進めている原子力部門の抜本的改革、安全対策などをパネル展示やVRコーナーで紹介。手回し発電機でおもちゃを動かし、楽しみながら電気について学ぶコーナーも設けている。
 同社上越地域グループマネージャーの高橋佐枝子さんは、「電気のこと、私たちの取り組みを知っていただきたい」と幅広い世代の来場を呼び掛けている。

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