眠気覚ましで飲まれることが多いエナジードリンク。
適切なタイミングで摂取すれば脂肪燃焼効果もあるとされ、運動前に飲む人も多い。また、スポーツチームや選手個人とスポンサー契約するブランドもあり、それはサッカー界も例外ではない。
ところが“胸ロゴ”のスポンサーとなると、その数は極端に少なくなる。
ここでは、そんなエナジードリンクのロゴを付けたチームをご紹介しよう。
Carabao
レディング 2018-19 Puma ホーム ユニフォーム
イングランドサッカー界で最も有名なエナジードリンクのブランドかもしれない。
胸スポンサーはレディングが有名だが、チェルシーのトレーニングキットにもロゴを付けていた。また現在はリーグカップ(カラバオカップ)の冠スポンサーを務めている。
Carabao Energy Drinkはタイのエナジードリンク。エド・カラバオというタイのロックミュージシャンが出資して興したブランドで、水牛のロゴマークも実は所属するバンドのロゴが基になっている。
Rockstar
ロサンゼルスFC 2022 adidas トレーニングトップ
ユニフォームではないが、LAFCは2022シーズンのトレーニングウェアでアメリカのRockstar Energy Drinkと契約。ガレス・ベイルの着用姿に見覚えがある人もいるかもしれない。
日本ではなじみの薄いブランドだが、実は2000年代後半の一時期に日本でも販売されていたことがある。
Red Bull
レッドブル・ザルツブルク 2014-15 Nike ホーム ユニフォーム
スポーツ界最強のエナジードリンクスポンサーであり、世界ナンバーワンのシェアを誇るRed Bull Energy Drink。
日本では南野拓実が在籍したレッドブル・ザルツブルクのユニフォームでも知られるが、このロゴのユニを最初に着た日本人選手は宮本恒靖氏である。また、近年はRBライプツィヒの胸ロゴでも有名だ。
2頭の雄牛が角を突き合わせるロゴマークが有名なRed Bull。あらゆるスポーツのスポンサーを務め、サッカーではその名が付くクラブチームも数多く存在する。
Relentless
ザンクト・パウリ 2013-14 DYF サード ユニフォーム
ドイツで最もRockなクラブチーム、ザンクト・パウリ。このシーズンのみだがエナジードリンクのRelentlessと契約し、ユニフォームの胸に圧倒的存在感のあるロゴマークを付けた。真っ黒なサードユニにこのロゴは完璧なコンビネーション!
RelentlessはRed Bullに対抗する形でコカ・コーラ社が作ったブランド。現在は同じエナジードリンクのMonster傘下に収まっている。
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現在は刺々しさが少し薄れたロゴを使っているが、初期のRelentlessはロゴマークがとにかく強烈。黒ユニにこのロゴでは、どう見てもロックバンドの“バンT”にしか見えない。
異端と呼ばれるザンクト・パウリのクラブカラーにある意味ピッタリのロゴだった。
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