春メロン 収穫最盛期 茨城・鉾田

収獲したメロンをトラックに積み込む根崎直喜さん(右)=鉾田市徳宿

メロン生産量日本一の茨城県鉾田市で、春メロンの収穫が最盛期を迎えている。同市徳宿の根崎直喜さん(44)方では、メロンハウス40棟で県オリジナル品種「イバラキング」を1日約1000個を収穫している。イバラキングは甘みがあり、後味の爽やかさが特徴。

根崎さんは、朝5時から、家族とベトナム人研修生の3人で額に汗をにじませながら、収穫作業に追われている。ビニールハウスから一つ一つ丁寧に収穫し、コンテナの箱に入れ、トラックに積み込んだ。自宅で丁寧に磨き、選別後に出荷する。

根崎さんは、「気温が高く、雨も少なく、日中晴れている時間が多かったため、質の良いメロンができた。ぜいたくに半分に切って食べてほしい」と、出来栄えに自信をのぞかせた。

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