eスポーツ熱、もっと高まれ! 「ど~や会」が大分市で大会初開催【大分県】

ゲームの腕前を競う参加者=20日、大分市府内町のお部屋ラボ祝祭の広場
土谷幹男代表世話人(右端)、青柳俊彦会長(右から2人目)ら「ど~や会」の役員

 【大分】異業種交流グループ「ど~や会」(代表世話人・土谷幹男菱甲産業代表取締役社長)は20日、大分市府内町のお部屋ラボ祝祭の広場で、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の大会を初めて開いた。県内の4自治体や企業、大学から12チーム約40人が参加し、熱戦を繰り広げた。

 設立20周年の記念事業で、世代を超えた交流や大分の魅力発信につなげる目的。開会式で土谷代表世話人が「将来的に五輪種目への採用も期待されているeスポーツ大会を通じて、大分を盛り上げていきたい」とあいさつ。足立信也大分市長が祝辞を述べた。

 競技は人気レーシングゲーム「グランツーリスモ7」。予選と決勝の3レースで順位を争った。観客は競技の様子を大型スクリーンで見て声援を送った。プロと地元高校生らのエキシビションマッチもあった。

 同会は交流会も開き、9市2町に車椅子を贈った。

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