JR九州は27日から、大村線千綿駅（東彼東彼杵町平似田郷）で「来駅記念乗車券」を販売する。乗車券と構内の生花店「ミドリブ」が手がける季節の押し花カードのセットで1300円。同社長崎支社は「季節や時間帯でさまざまな景色が楽しめる千綿駅。乗車券が旅の思い出になれば」としている。
千綿駅は大村湾沿いにあり、昭和の面影が残る駅舎とホームが「海の見える駅」として観光客や写真愛好家に人気。記念乗車券の額面は760円で同駅から佐世保や大草、肥前古賀まで乗ることができる。ミドリブが営業する午前10時半～午後2時（火、水曜定休）や、土日を中心に運行する観光列車「ふたつ星4047」の同駅停車時にも買える。
同駅では27日午前10時から午後5時まで、地元若手グループによる「あおの収穫祭」も開催。ミニトレイン運行や観光列車グッズ販売、子ども用の制服着用体験がある。
