海外協力隊って魅力的! 経験者やJICAスタッフが新潟中央区で活動説明会、春の募集は7月3日まで

ボリビアなどで活動した平野正さん(左)らが体験を語ったJICA海外協力隊説明会=5月20日、新潟市中央区

 国際協力機構(JICA)が実施する海外協力隊の活動説明会が5月20日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。新潟県内の協力隊経験者2人とJICAスタッフが、世界各地での取り組みや、やりがいなど魅力を語った。

 説明会は7月3日までの春募集の一環で実施。県内の14人が参加した。

 シニア海外ボランティアとしてマレーシアやボリビアなど5カ国で活動した上越市の平野正さん(74)は、現地で鋳造技術を指導した経験を紹介。金型を造り、たい焼きを振る舞ったこともあるといい、「金型は今も現地で使われているそうです」などと笑顔で話した。

 参加者は「言葉の問題はなかったか」「病気の時の対応は」など、活発に質問。柏崎市のNPO法人職員(32)は「現地での交流や活動の仕方などを直接聞くことができ、参考になった」と話した。

 問い合わせは募集事務局、045(410)8922。

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