「母の日」vs「父の日」、重視されているのはどっち…ギフトの予算や頻度を調査

 母の日(5月14日)が終わり、6月18日は「父の日」。情報通信のGroovが運営する、父の日に特化したサイト「父の日.jp」と母の日に特化したサイト「母の日.me」が行ったギフト需要調査によると、ギフトにかける予算や頻度について、いずれも「母の日」が「父の日」より重視されていることが浮き彫りになった。

 調査は2023年3月~4月にかけて2,072人に対して「母父ギフトにかけられる予算は?」「母父ギフトはどれくらいの頻度で贈っていますか?」「母父ギフトで贈りたいものは?」について質問した。

 予算では母の日父の日ともに「2,000~3,000円」が1位となったが2位で明暗がくっきり。母の日の2位は「4,000~5,000円」に対して、父の日の2位は「お金をかけない」だった。「母父ギフトはどれくらいの頻度で贈っていますか?」の設問では、毎年贈っているが母の日の55.2%に対して、父の日は44%と差が開いた。さらに特になにもしないという回答は、母の日14.5%、父の日24.3%と大きな差が付いた。

 母の日に贈るギフトでもっとも多かったのが「お花・観葉植物」(26.4%)で「食品・グルメ」(21.7%)、「スイーツ」(17.0%)と続いた。同社によると、近年は食べ物のジャンルに人気がたまっているという。一方の父の日のギフトは「食品・グルメ」(33.5%)がトップで、「お酒・ビール」(27.2%)、「趣味に関するもの」(8.3%)の順だった。食品・グルメで人気なのはウナギ、おつまみ、肉などで酒に関係するギフトが人気だという。

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