今も大規模な警備が続く広島市の市民からは、各国首脳の今後の取り組みに期待する声が聞かれました。
広島市は、19日、G7の首脳たちが原爆資料館を訪れた際に書いた直筆のメッセージを公開しました。
アメリカのバイデン大統領は、「世界から核兵器を永久になくせる日に向けて共に進んでいきましょう」。
イギリスのスナク首相は、「私たちが、心と魂を込めて言えることは、繰り返さないということだ」と記していました。
一方、広島市の中心部は、21日も首脳たちの移動などに伴う厳戒態勢が続きました。
市民たち
「外国人が来て、ちょっとうれしい」
「広島開催は、平和が一番取り上げられる情報なので、広島でやるという意味を込め、世界的に平和をあらためて取り上げてほしい」
「各国の首脳が平和のために花を手向けてくれたのは、意味があるのではとニュースを見て感じた」