英昇格POで4点差跳ね返す歴史的逆転突破!サポーターの大声援受け後半AT弾からPK勝ちの奇跡起こす

写真:Getty Images

イングランドの昇格プレーオフで歴史的な逆転劇が起こった。

18日、EFLリーグ1(イングランド3部)プレーオフ準決勝第2戦、シェフィールド・ウェンズデイvsピーターバラ・ユナイテッドがヒルズボロ・スタジアムで行われた。

3季ぶりのチャンピオンシップ昇格を目指すシェフィールド・ウェンズデイは、ダレン・ファーガソン監督率いるピーターバラの前に、アウェイでの第1戦を0-4という大差で落としていた。

だが、第2戦では逆転を信じるホームサポーターの声援を一身に受け、序盤からラッシュ。早々の9分にマイケル・スミスのPKで先制すると、25分にはリー・グレゴリーが追加点を奪い、"2点を返して"前半を折り返した。

後半も猛攻を続けたシェフィールド・ウェンズデイは、71分に抜け出したリース・ジェームズがGKの股を抜くシュートを流し込むと、後半追加タイム8分にはロングスローの二次攻撃からリアム・パーマーがプッシュ。起死回生となる土壇場の一発で、2戦合計スコア4-4まで漕ぎつけた。

延長戦では先にゴールを許したものの、勢いの止まらないホームチームはカラム・パターソンが同点弾を奪取。勝負はPK戦までもつれこんだ。

PK戦では後攻のピーターバラ2人目が外したのに対し、シェフィールド・ウェンズデイは5人全員が成功。4点ビハインドからの大逆転劇で、ボルトンを下したバーンズリーの待つウェンブリー・スタジアムでの決勝戦へと駒を進めた。

なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、プレーオフで2点差以上をひっくり返したチームはこれまでなかったとのこと。最後まで勝負を諦めない姿勢がホームチームとサポーターに奇跡をもたらした。

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