クレモネーゼが1年でセリエB降格…コッパではベスト4躍進もサンプに続く降格クラブに

写真:Getty Images

クレモネーゼの1シーズンでのセリエB降格が決定した。

コッパ・イタリアではナポリとローマを連破し、ベスト4進出の偉業を達成したクレモネーゼ。しかし、セリエAでは第35節終了時点で4勝12分け19敗の19位(勝ち点24)に甘んじていた。

20日に行われた第36節のボローニャ戦に1-5で大敗したクラブは、21日に行われた16位のレッチェ(勝ち点32)と17位のスペツィア(勝ち点30)の一戦が0-0のドローに終わったことで、最下位のサンプドリアに続き2節を残しての降格が決定した。

昨シーズンのセリエBを2位フィニッシュし、26年ぶりのセリエA昇格を果たしたクレモネーゼだったが、久々のトップカテゴリーの壁は高く開幕4連敗。第5節のサッスオーロ戦でのドローで初めて勝ち点を獲得したが、前半戦を未勝利で終えることに。

その後、第24節のローマ戦で待望の初勝利を挙げ、サンプドリア、エンポリ相手に初の連勝も記録したが、前半戦での厳しい戦績を撥ね返すことはできず。わずか1年での降格となった。

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