
【ワシントン共同】ロシアのアントノフ駐米大使は21日、ウクライナ支援を打ち出した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の声明に反発し「広島は米国があおっている『戦争の象徴』になっている」と主張した。在米ロシア大使館が通信アプリ「テレグラム」に発表した文書で表明した。
アントノフ氏は「G7の声明は広島を『平和の象徴』のように言及しているが、米国は原爆について日本人に謝罪しようと考えもしなかった」と書き込んだ。
米政権が欧州諸国に米国製F16戦闘機のウクライナへの供与を容認したことについて「紛争をたきつけている」と非難した。