さがえスケートボードフェスティバルが21日、寒河江市の寒河江スケートボードパークで開かれた。国内のトップ選手のほか、韓国の代表選手も招き、県内外のスケーターが技を競い合った。
県内のほか宮城、新潟両県などから4歳~60代の約60人がエントリーした。勾配があるコースでのレースや、技の難易度や美しさを競うコンテストが行われた。参加者は壁のへりを使って高く跳んだり、手すりを滑ったりといった技を披露した。代表選手らによる滑走もあり、大技が決まると観客からは歓声が上がった。同パークは昨年リニューアルオープンし、伊藤美優選手(JOCKS・山形城北高)は「技を一つずつ丁寧にできるようになった」と話した。山形一中1年の佐藤心晴(こはる)さん(12)は「ボードを半回転させる技が決まった。上手な人の滑りを見て楽しかった」と笑顔だった。
市と市国際交流協会(会長・佐藤洋樹寒河江市長)が主催し、3回目。同市が2020年東京五輪・パラリンピックで韓国・スケートボード競技のホストタウンとなった縁から始まった。