移籍の可能性もあるジャカ、来季のアーセナルについて語る「もっと難しくなる」

写真:Getty Images

アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカがチームの来季の展望や今季の戦いぶりについて語った。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨季はリーグ戦を5位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権をあと一歩のところで逃してしまったアーセナル。今季はシーズン序盤からリーグ首位をキープし続けていたが、フランス代表DFウィリアム・サリバや日本代表DF冨安健洋が3月中旬に負傷離脱した影響もあり、シーズン終盤に失速。20日に行われた第37節ノッティンガム・フォレスト戦の敗北により、マンチェスター・シティのリーグ優勝が決まってしまった。

それでもアーセナルは、2位が確定し、2016-17シーズン以来となるCL出場権を獲得。今季リーグ戦で5ゴール7アシストを記録するなど、例年以上の活躍を見せたジャカは、来季のチームがさらに苦戦を強いられると予想した。

「僕たちは素晴らしいシーズンを過ごしたが、これからもこれを続けていかなければならない。来季はもっと難しくなるから、もう一歩前に踏み出す必要がある」

「それは分かっているよ。経営陣や監督がどうするかを決めるだろうけど、僕たちはどんなことにも対応できるよう準備しておく必要がある」

また、ジャカは今季のチームが出した結果が決して悪いものではなかったことを強調している。

「ここ2試合は負けてしまったけど、11カ月間僕たちが取り組んできたことを忘れてはいけない。もしシーズン前に誰かが『君たちはここにいる』と言っていたら、誰もがそれを受け入れていただろう」

「僕たちの目標は、間違いなくトップ4に戻ることだった。今僕たちは2位だ。もちろん、タイトルまであと一歩のところまで来れば、それを勝ち取りたい気持ちも出てくる。だけど、僕らは今ここにいて、この場所にいるのにふさわしい。今度は何が起こるのか見てみよう」

アーセナルとの現行契約が2024年夏までとなっているジャカは、今夏のレバークーゼン移籍も噂されている。個人条件の部分ではレバークーゼンとほぼ合意済みとも言われているが、展望を語った来季のアーセナルに自らの姿は含んでいるのだろうか。

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