アーセナルがクローザーのDFホールディングを手放す? 補強次第ではゴーサインも

写真:Getty Images

アーセナルは今夏の補強次第ではDFロブ・ホールディング(27)の放出も検討するという。

ホールディングはボルトンの下部組織育ち。ベリーへのレンタル移籍を経験した中、2016年7月にアーセナルへと完全移籍した。

現在所属しているメンバーでは最古参となるホールディング。アーセナルでは公式戦162試合に出場し5ゴールを記録。控えの立ち位置ながらミケル・アルテタ監督からの信頼は厚く、試合終盤のクローザーという役回りを任されることに。

試合最終盤に登場するということが多かったが、フランス代表DFウィリアム・サリバが負傷離脱してからは6試合連続で先発出場を果たすなど、今シーズンは公式戦24試合に出場し2ゴールを記録していた。

ただ、ビルドアップやスピードに難があり、チームも失速した影響を受けて冬に加入したポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルにポジションを奪われることに。直近はベンチに座ることとなっている。

そのホールディングだが、アーセナルとの契約は2024年夏まで。イギリス『フットボール・インサイダー』によれば、夏にCBを補強できればホールディングのオファーに耳を傾けるつもりがあるようだ。

現在のアーセナルは、CBをブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、サリバ、右サイドバックをイングランド代表DFベン・ホワイト、左サイドバックをウクライナ代表DFオレクサンドル・ジュンチェンコが務めており、右SBは日本代表DF冨安健洋、左SBはスコットランド代表DFキーラン・ティアニー、CBはホールディングとキヴィウォルが控えという立ち位置だ。

ただ、アルテタ監督はホワイトに関してCBに戻す意向があるとのこと。右サイドバックを補強したい考えがあり、その場合はCBの1人が余ることに。そこでホールディングを手放す考えがあるようだ。

アーセナルは中盤の選手の補強が最優先だが、右サイドバックも補強ポイント。選手退団の噂もいくつかあるだけに、今季目前で逃したプレミアリーグ制覇、そしてチャンピオンズリーグ(CL)を戦う陣容を揃えたいところだろう。

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