リバプールが今夏に大型補強へ? クロップ監督は中盤以外の強化も示唆

写真:Getty Images

リバプールのユルゲン・クロップ監督は今夏の移籍市場で複数ポジションの補強を示唆した。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。

今季は早々に国内外のカップ戦から敗退し、プレミアリーグでのトップ4入りが最後の目標になるリバプール。来シーズンは再びタイトルレースに返り咲くため、今夏の移籍市場では大型補強が期待されている。

クラブはクオリティ不足が叫ばれ、MFジェームズ・ミルナーやMFナビ・ケイタ、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが今夏で退団となる中盤の補強に着手。すでにブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表MFアレックス・マク・アリスター(24)との交渉が進展中のほか、チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウント(24)の獲得も真剣に考慮している。

一方で、今夏の補強は中盤のみにとどまらない可能性があるようだ。20日に行われるプレミアリーグ第37節のアストン・ビラ戦に先立った会見内で、クロップ監督は「現時点でGK以外のすべてのポジションを見ている」と発言。スカッド全体の刷新に強い意欲を示した。

「センターバックなどに良い選手がいると判断すれば、我々は獲得を否定するつもりなどない。それだけだ。我々は現在、ピッチのすべてのエリアについてチェックしている。それについては間違いない」

また、クロップ監督は7月のチーム始動日までに補強を完了したい意向なことから、クラブは今月末より早くも具体的な交渉に動き出すと予想されている。

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