【ジュネーブ共同】来年のパリ五輪の主催者が観光名所のエッフェル塔で聖火をともすことを計画していると、ロイター通信が22日、関係者の話として報じた。7月26日~8月11日の五輪期間中に設置されるかどうかは不明。技術的な理由で塔の頂上ではない場所が想定されているという。
この案について関係者は「これまでの2年間、(検討が)進行している」と語った。大会組織委は中心部を流れるセーヌ川での開会式を予定しており、広報担当はロイターの取材に「五輪開幕日に聖火をともす場所はまだ決まっていない」とコメントした。
東京五輪では開閉会式会場となった国立競技場のほか、臨海部にも聖火台が設置された。