神奈川県箱根町と移住者らでつくる移住支援団体「ハコネステイル」は、お試し移住ができる「箱根トライアルステイ」の参加者を募っている。町内の古民家で2週間生活するスタイルで、6月6日~12月11日のトライアル期間に計11組を募集している。6~7月の3組については5月26日まで応募を受け付けており、「移住や2拠点生活で、自然豊かな町で暮らす想像を膨らませて」と呼びかけている。
町企画課によると、トライアルステイは2016年に始まり、これまで約60人が参加。うち5組が移住を決め、2拠点生活を始めた参加者もいる。ハコネステイル代表の鈴木清隆さん(54)は「自然の中で伸び伸び子育てがしたい家族連れなどに人気がある」と話す。
参加者は、古民家を改装してコワーキングスペースも備えた「cotoha」(同町仙石原)で生活する。費用は1組3万円。滞在中はハコネステイルメンバーが町案内や物件相談などにも応じる。
箱根トライアルステイのホームページからアンケートに回答して応募する。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同課電話0460(85)9560。