中央区五輪の選手村跡地「晴海フラッグ」1名義2戸までに申込制限

東京五輪の選手村跡地に建つマンション「晴海フラッグ」について、転売目的の購入への対策として、6月から1名義につき2戸までと申込を制限することが分かりました。

これまでに販売された中央区の分譲マンション「晴海フラッグ」には、転売を目的とした応募が相次ぎ、購入の最高倍率は266倍になっていました。先月には約3000万円を上乗せした価格での転売も見られたということです。

これを受けて都は今年4月下旬、事業者に対策を打つよう求めていて、事業者側は6月から販売が始まるマンションについて、1名義につき2戸までの申込制限を決めたということです。都の担当者は「今回の制限追加で、晴海フラッグに本当に住みたいと考える人が当選しやすい環境に繋がってほしい」としています。

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