茨城県警牛久警察署(石塚裕二署長)は17日、同県牛久市久野町の牛久大仏で街頭キャンペーンを行った。野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツ(AP)の選手や公式マスコット「アストロマン」が参加し、観光客らに交通安全を呼びかけた。
茨城APがチーム方針に県内全域での地域貢献を掲げていることから、県警と共同のキャンペーンが初めて実現した。石塚署長は「今年のスローガンは『限界突破』と聞いた。警察も目標を高く持ち、事故を1件でも減らせるよう頑張りたい」と意気込んだ。
同署員や交通安全協会、茨城APの関係者など約20人が参加。「反射材を使って」「ドライバーは横断歩道の前で止まりましょう」などと呼びかけ、啓発品200セットを配った。
ユニホーム姿で参加した清水絢斗選手(21)は「自分の運転を見直し、当たり前のことは当たり前にできるよう心がけたい。他の選手にも呼びかけようと思う」と話した。