吉川赳衆議院議員が離党して支部長不在のままの自民党静岡5区をめぐり、自民党の御殿場支部は5月22日会合を開き、6月に開催する御殿場支部の総会に細野豪志衆院議員を呼ぶことで、支部長就任を容認する内容の上申書をまとめたことが分かりました。
22日、自民党御殿場支部は支部長や幹事長などが集まり、5区支部長に細野氏が就任する県連の案に対し詰めの協議をしました。細野氏を巡っては県連側が5区支部長に細野氏を据える案を5区の6つの支部に示し、これまでに5つの支部が県連の案を了承するなか、判断を保留した御殿場支部の動向が注目されていました。
協議の後、取材に答えた勝間田邦英支部長は6月に開催する支部の総会に細野氏を呼ぶことをもって5区支部長就任を容認する考えを明らかにしました。
<自民党御殿場支部 勝間田邦英支部長>
「(5区支部長就任案について)内心は『決を採る』必要はないと思っている。役員の皆さんともう1度話しますが、もう呼んだこと自体が容認じゃないですか」
御殿場支部は細野氏の支部長就任案を了承する経過などをまとめた上申書を23日、県連に郵送するということです。