プレミア残留のため価値あるドローのレスター、スミス監督「我々のすべきことだった」

写真:Getty Images

レスター・シティのディーン・スミス監督が、強敵相手のドローに一定の満足感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

レスターは22日に敵地で行われたプレミアリーグ第37節で、ニューカッスルと対戦した。

プレミアリーグ残留のため、何としても敗北を避けたいチームは序盤から押し込まれるも粘り強い守備で対応。試合終了間際には、FWパトソン・ダカに絶好のチャンスが訪れるも相手GKのファインセーブに防がれ、ゴールレスドローに終わった。

この結果、プレミアリーグ残り1試合で、17位エバートンとの勝ち点差は「2」となったレスター。スミス監督はチームのパフォーマンスを評価しており、最終節に勝利すれば残留の可能性がある状況について、全力を尽くしたいと意気込んでいる。

「この試合の結果、残留の行方は最終節までもつれ込んだ。そして、エバートンに勝利が必要だと思わせることにも成功しただろう。それが、今日の我々のすべきことだったのだ」

「我々の今日の(守備的な)プレーを申し訳ないとは思わない。ニューカッスルはここで何チームも粉砕してきたが、今回はそれを許すわけにはいかなかった。我々は規律を保てていたと思う。何度かチャンスを許したが、ここではほとんどのチームがそうだっただろう。ここに来て勝ち点を得るとは、多くの人が思っていなかったはずだ」

「選手たちにとっては、精神的にも大きい1ポイントだと思う。ハーフタイムまでクリーンシートを保てたのは、私が就任してからの7試合で初めてだ。そして、これが本当に重要だった」

「最終節では、助けが必要になるだろう。残留を争う3チームには、多くの不安があるはずだ。我々の仕事はまず、ウェストハムに勝つこと。サポーターの応援があれば、それができると確信している。そこからは、もう我々の手には負えない」

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