「チューリップ選抜総選挙」 1番人気はピンクダイヤモンド 京都の植物園が企画

総選挙で1位を獲得した「ピンクダイヤモンド」(三段池RAVIHOUSE植物園提供)

 京都府福知山市の三段池RAVIHOUSE植物園が4月に実施した「チューリップ選抜総選挙」は、淡いピンク色が特徴の「ピンクダイヤモンド」が人気を集め、最多得点を獲得した。来春は中央花壇で最も目立つ「センター」に展示される。

 来園者が、花壇に植えられた28種のチューリップから1~3位を選んで投票し、得点を競った。投票者数は549人で、ピンクダイヤモンドは40人から1位に選ばれて計226点を獲得した。

 芦田修司園長によると、今春は暖かい日が続いたため例年より早く開花したといい、「満開の状態が長く続くピンクダイヤモンドは、多くの人に美しい姿を見てもらえたのだろう」と話している。

 2位はマンゴーチャーム、3位はオレンジレディだった。同園ホームページで上位10位まで紹介している。

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