英語学び「オモテナシ」 盛岡の町内会、米紙選出受け教室企画

英会話を学ぶ「山岸五丁目サロン」の参加者

 盛岡市の山岸五丁目町内会(斗成(となり)正明会長)は22日、同町内会公民館で英会話教室を開いた。住民が集うサロンの一環で、同市が米紙ニューヨーク・タイムズの「2023年に行くべき52カ所」に選出されたことから企画。交流を深めながら訪日客へのおもてなしを学んだ。

 19人が参加。ホテル勤務などの経験がある地元の小原宏祐さん(76)が講師を務めた。住民らは手作りの資料を手にあいさつや道案内の英会話に挑戦し、発音や単語の意味などを質問して理解を深めた。

 小原さんは「完璧に話そうとしなくていい。臆せず話しかけることが大切」と呼びかけ、阿部光子さん(80)は「普段英語に接することがないので、新鮮でとても楽しかった。少しでも生かせたらいい」と喜んだ。

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