写真：Getty Images
アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが、クラブとの長期契約を結びコメントした。
23日、アーセナルはサカとの契約延長を発表。2024年夏までだった契約を長期延長。イギリスメディアは2027年までの契約だと伝えている。
アーセナルのアカデミー育ちのサカ。ユースから、U-18、U-23と順調に昇格し、アカデミー所属ながら2018年11月29日のヨーロッパリーグ(EL)ヴォルスクラ・ポルタヴァ戦でファーストチームデビュー。2019年7月にファーストチームに昇格した。
当初は左サイドバックというポジションで起用されていたが、ミケル・アルテタ監督は攻撃的なポジションを任せることに。近年は右ウイングのレギュラーに定着すると、その攻撃性能は今シーズンさらに飛躍しプレミアリーグ37試合で13ゴール11アシストを記録。優勝争いを繰り広げたチームに大きく貢献していた。
8歳から所属するクラブとの長期契約を締結したサカは、クラブを通じてコメント。更なる成長が果たせると期待を寄せた。
「ただただ、本当に嬉しい。たくさん話をして、しばらく時間が経ったけど、僕は今ここにいる。ここは正しいクラブで、次のステップに進むのに最適な場所だと思う。美しいクラブだし、僕たちがどこにいるのかを見てもらいたい」
「僕にとって、個人的な野心を達成することが重要だ。毎週、毎週、試合ごとにどれだけ自分を追い込み、自分に要求しているか。そして、家族、練習場、チームメイト、コーチングスタッフなど、僕の周りにいる全ての人たちに恵まれている」
「最高の選手になるために必要なものは全て揃っていると思う。だからこそ、ここに留まり、将来もここに居られることを嬉しく思う。なぜなら、僕たちは大きなことを達成できると、心から信じているからだ」
サカの成長は著しく、イングランド代表でも中心選手にまで成長。その間、クラブもかつての姿を取り戻しつつあり、今シーズンは優勝争いを最後まで続け、7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
サカは、これまで多くの変化を目にしたとし、ここで大きなことを成し遂げたいとコメント。CLを戦える喜びも感じているという。
「僕は多くの変化を見てきた。このチームとクラブが成長するのを見てきたけど、僕たちの周りの誰もが興奮しているのは、僕たちが正しい方向に進んでいるということだ」
「時間は僕たちの味方だ。チームを見てみると、多くの選手が若い。僕たちは飢えているし、多くの選手がアーセナルでトロフィーを獲得していないので、大きなことを達成したいと思っている。僕たち全員の話し方を見れば、僕たちは勝ちたいし、ここで勝ちたいと思っている」
「このクラブがチャンピオンズリーグのサッカーを戦ってから、あまりにも長い年月が経ってしまった。このスタジアムで、火曜日と水曜日の夜を過ごすことを本当に楽しみにしている。雰囲気は特別なものになるだろうね」
そして、今のアーセナルに欠かせないのがファン・サポーターの存在。今シーズンは多くの後押しをし、決して下を向かなかったファンにも感謝のコメントを寄せている。
「ファンは本当に熱狂的だ。今年はとても良かった」
「試合の外で彼らを見かけた時も、このチームに対する情熱という点では共通点が多い。時々、このファンの何人かは、試合でプレーできるんじゃないかと思うほど情熱的なんだ」
「彼らは全てを捧げてくれるだろう。彼らが僕に話しているときに、彼らの目がそう言っている。それを見ることは本当に嬉しい」
「僕たち全員がより多くのファンと繋がっていると感じているし、スタジアムでもそれを感じることができる」
