欧州続行の意思を見せる元日本代表FW岡崎慎司。現地メディアがシント=トロイデン退団と報じる

元日本代表でベルギー1部シント=トロイデンFW岡崎慎司が今季限りでチームから退団すると24日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が報じた。

報道によると「契約満了の選手たちは、誰も新しい(契約更新の)オファーを期待してはいけない」と岡崎と複数選手の名前を挙げて報じ、続けてチームは新戦力獲得のために積極的に動いていると報じた。

岡崎慎司は今季リーグ戦30試合1得点3アシストと一定の結果を残していたが、去就は未だ決まっていない。

今月21日に福島県双葉郡楢葉町(ならはまち)でシント=トロイデンは選手と小学生がサッカー指導を通じて交流するイベント「Jヴィレッジチャレンジ2023」を開催。

イベント終了後に、同クラブ立石敬之CEOが報道陣の取材を受けた。

立石CEOは岡崎を

「オカちゃんは本当によくやってくれて、ホーラーバッハ 監督の信頼をガッチリつかんで。

一番信頼したんじゃないかな。

人間性も含めてリーダーとしてはグイグイ引っ張ってくというよりは背中で見せるタイプですけど、

チームに対する貢献が大きかった選手ですね」

と称賛した。

岡崎の去就について

「チームにとっては本当感謝してる選手ですね。(フィンク)監督にも、いまの選手の中の1人には残していますけど、

最終的にはフィンクさんと話し合ってどうするか決めないといけないかと」

と話していた。

岡崎は欧州で現役続行の意向

立石CEOの取材後に、岡崎もメディアの取材を受けた。

岡崎は

「ヨーロッパでサッカーやり続けて、40(歳)という節目が何となく自分にはいいのかなと思っている。

それぐらい長く続けていればヨーロッパでやり切ったと自分が思えるのかなと思います」

と欧州でのプレーを望んでいた。

来季の去就については

「契約は白紙の状態なので。

まだまだ僕自身に需要があるのかどうかというのを昨シーズンの評価を受けて、

それを受け入れるというところからスタートすると思う。

まだ(契約は)ゼロではないなと思います。これから話し合いが始まると思う。

やらしてもらえるなら、やりたいという部分が僕は強い」

と来季を見据えていた。

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現地報道では岡崎の退団が報じられたが、来季はSTVVでプレーするのか。元日本代表ストライカーの去就に注目が集まっている。

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