ユナイテッド行き再燃のオランダ代表DF、アヤックス残留の可能性も示唆 「否定できない」

写真:Getty Images

アヤックスのオランダ代表DFユリエン・ティンバー(21)が今夏の去就について、自らの想いを明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。

エールディビジ33試合に出場するなど、今季もセンターバックのレギュラーとしてアヤックスの最終ラインを支えているティンバー。昨夏には元アヤックス指揮官のエリク・テン・ハグ監督の後を追い、マンチェスター・ユナイテッドに移籍するのではないかと噂されていたが、アヤックスと2025年夏までの新契約を結ぶことでこの話題を断ち切っていた。

そんなティンバーは先月、「移籍が近づいている」というコメントを残して様々な憶測を呼んでいた。ユナイテッドへの移籍話が再燃している他、ティンバーのガールフレンドがマージーサイドで家を探しているところが目撃されたため、リバプールとの関係も取り沙汰されているようだ。

ところが、オランダ『Ziggo Sport』に出演したティンバーは、アヤックス残留の可能性があることを改めて強調している。

「言うまでもなく、今シーズンの僕たち(アヤックス)の成績は良くなかった。だからこそ、僕は『退団したい』なんて叫ばない。昨シーズンは本当に大きなクラブからの誘いに『ノー』と言った。だから、『今こそ移籍するべき時かな』なんて思うことは決してない」

「でも、来シーズンがどうなるかは誰にもわからない。シーズン当初に言われたことが、今シーズンは実現しなかった。だから、来シーズンもどうなるかはわからないし、この夏にアヤックスに残ることも否定はできないよ」

2020-21シーズン、2021-22シーズンとエールディビジ2連覇を達成していたアヤックスは現在リーグ3位。今季はすでにフェイエノールトのリーグ優勝が決まっている。また、4月30日にKNVBカップ決勝でPSVと対戦したが、PK戦の末に敗れ、タイトル獲得を逃している。

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