宮沢氷魚 絵の具をつけた手を使い、アパートの壁に青色の絵を描く姿 「はざまに生きる、春」本編映像

2023年5月26日より劇場公開される、2020年に実施した“映画をつくりたい人”を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」で大賞を受賞した映画「はざまに生きる、春」から、本編映像の一部が公開された。

公開された本編映像は、画家の屋内(宮沢氷魚)の家に走って向かう雑誌編集者の春(小西桜子)の姿から始まる。屋内から「春さん大変です!今すぐ来てください!と、電話で呼び出された春。駆けつけた先には、絵の具をつけた手を使ってアパートの壁に青色の絵を描く屋内がいた。無邪気に「この光がきれいだから、閉じ込めたかった」と語る屋内は、建物に差し込む光を使った絵を完成させていく。光が差している間に絵を完成させたいという気持ちで絵を描く屋内の姿と、そのために急に呼び出されたことに戸惑いながらも屋内に惹かれていく春の気持ちが描かれた映像となっている。

あわせてメイキング映像も公開された。本番で描く絵を事前に練習する宮沢が、絵を描いていくテンポなどを丁寧に確認する姿が収められ、宮沢の役への真摯な姿勢がうかがえる映像となっている。

「はざまに生きる、春」は、発達障害を持つ画家の屋内透と、出版社に勤務する編集者の小向春による恋模様を描いた作品。屋内を演じたのは、「エゴイスト」などの宮沢氷魚。「初恋」でヒロイン役を演じた小西桜子が、春役を務めている。出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督の、初のオリジナル長編作品となる。

【作品情報】
はざまに生きる、春
2023年5月26日(金)公開
配給:ラビットハウス
©2022「はざまに生きる、春」製作委員会

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