G7広島サミットで首脳やパートナーたちが訪れた宮島の風景も日常に戻りつつあります。24日、警備活動を終えて島を離れる警察官を、住民たちが見送りました。
宮島幼稚園・宮島小学校の園児や児童合わせて80人が、プラカードなどを持って沿道に立ち、静岡県警や愛知県警など宮島を離れる警察官を見送りました。
警備の人数は公表されていませんが、県外の警察官などが3月下旬から宮島に入り警備にあたってきました。
園児「警備しているのがカッコよかった」
児童たち「広島を守ってくれた」「宮島のいつもの世界が戻った」「さみしいです」
保護者「通学路にずっといて、安全を守ってもらっているのが助かった」
宮島桟橋では、警備にあたった北海道警の警察官に廿日市市や観光協会などから花束が贈られました。
北海道警の警察官
「期間中、島民の方々・宿泊施設の方々に親切にしていただき、感謝しております。機会がございましたら、この宮島に来たいと思っております」
店の人
「あれだけ制服を着た警察官が島内を巡回すると、安心感とものものしさがあった。島民より警察官が多かった」
「みなさん、食べ物が一番困ったんじゃないかと思う。弁当だったので、よくこの店にも買いに来られました。カキ入りカレーパンが一番人気だった」
大役を終えた警察官たちは、警備車両などに分乗し、宮島を後にしました。宮島は、サミット前の観光名所の風景に戻っていました。