2年半以上空席となっている真鶴町の副町長人事を巡り、町は6月1日から副町長立候補者の公募を開始する。24日に開かれた町議会全員協議会で公募要項案が提出された。募集するのは特別職の副町長1人で、任期は4年。日本国籍を有する満25歳以上が対象となり、行政経験の有無や就任後に町内への移住が可能かどうかなどが評価対象に含まれる。公募期間は約1カ月、立候補者を評価する町民評価員についても、6月16日まで申し込みを受け付ける。
町では、松本一彦町長が就任した2020年9月から副町長の空席が続いている。松本町長による選挙人名簿不正使用問題の影響で町政の混乱が続く中、これまで2回にわたり副町長人事案が否決されてきた。