加藤学園が初の“東海王者”に 春季高校野球東海大会決勝 県岐阜商を8-6で下す

春季高校野球東海大会の決勝戦が5月24日、草薙球場(静岡市駿河区)で行われ、初の東海王者を目指す加藤学園が県立岐阜商業と対戦しました。

東海初制覇に王手をかけた後攻の加藤学園は2回、8番の藤澤の打球が相手のミスを誘い先制します。続くバッターはエースの吉川。センター前に運び自らのバットで追加点!加藤学園が2-0とリードを奪います。

さらに加藤学園は3回、今度は満塁のチャンス。7番・松本の打球はライトへのタイムリー3ベースヒット。3人が帰り、5-0と加藤学園が大きくリードします。

しかし4回、リードをもらった加藤学園・エースの吉川ですが、満塁のピンチを招くとタイムリーを打たれるなどこの回3失点。県立岐阜商業に5-3と2点差に詰め寄られます。

その後も点を取り合った両チームですが、最後までリードを守った加藤学園。8-6で勝利を収め、秋・春通じて初の東海王者に輝きました。

県岐阜商(岐阜1位) 000 300 012 =6

加藤学園(静岡1位) 023 000 30× =8

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