京都サンガ、E組首位浮上 G大阪に1-0の完封勝ち

G大阪―サンガ 後半、PKを止め、同点のピンチを救うGK太田(パナソニックスタジアム吹田)

 J1京都サンガFCは24日、パナソニックスタジアム吹田でJリーグ・YBCルヴァン杯1次リーグ第5節のG大阪戦を行い、1-0で完封勝ちした。公式戦での無失点勝利は、4月19日のルヴァン杯C大阪戦以来。リーグ戦を含め7試合ぶりの勝利で、勝ち点9とし、E組1位に浮上した。

 サンガは21日のリーグ戦から先発全員を入れ替え、フレッシュな顔ぶれで臨んだ。

 サンガは前半19分、谷内田がペナルティーエリアでファウルを受けてPKを獲得。木下がゴール右上へ落ち着いて決めて先制した。ボールを動かされ、両サイドや背後を狙われて揺さぶらされたが、全員守備でカバリングを怠らず、センターバックのイヨハやアピアタウィアらがはね返した。

 後半8分にPKを与えたが、GK太田が元日本代表鈴木のシュートを左足1本で何とかセーブ。こぼれ球をアピアタウィアがクリアし、ピンチをしのいだ。終盤は自陣での守備の時間が続き、宇佐美(長岡京市出身)らに決定機を作られたが、メンバーやシステム変更でしっかりとブロックも作って、耐え抜いた。

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