きょう（木）は、西日本や東日本では雲が広がりやすく、朝のうちは九州で、午後は近畿や東海を中心に、にわか雨や雷雨の所がある見込み。北日本は朝から広い範囲で晴れて、25℃以上の夏日になる所が多くなりそうだ。北日本を中心に朝と日中の気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装を心がけたい。台風2号は週明けには沖縄に接近するおそれがある。最新の情報に注意が必要だ。
九州や近畿～東海 にわか雨も
きょう（木）は高気圧に覆われて、北日本は朝から広い範囲で晴れる見込み。西日本や東日本は高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすく、雲が多めとなり、朝のうちは九州を中心に弱い雨の降る所もありそうだ。紀伊半島も一部では朝から雨雲のかかる所がある見込み。西日本や東日本では、日中は雲が多めながら日差しの届く所もあるが、近畿から東海を中心に午後は雨の降る所がある見通し。局地的に雷を伴って雨脚の強まる所もありそうだ。夕方以降は、北陸も一部でにわか雨がある予想。
北日本で夏日に 一日の気温差に注意
けさは晴れている北日本を中心にこの時季としては冷え込んでいて、ひと桁の所が多くなっている。ただ、日中は日差しとともに気温がぐんぐん上がっていき、北海道でも25℃以上の夏日の所が多くなりそうだ。札幌で26℃、帯広や北見では28℃まで上がって暑いくらいの陽気になる見込み。朝と日中の気温差が20℃以上と、かなり大きくなる所もあるため、服装選びや体調管理に注意が必要だ。
東日本や西日本も25℃前後の所が多くなる。
台風2号 週明け沖縄に接近のおそれ 週末は高波に注意
台風2号は今後、発達しながら南の海上を西よりに進み、29日（月）ごろに沖縄に接近するおそれがある。沖縄や奄美では、あす（金）以降、うねりを伴った高波に注意が必要だ。28日（日）ごろからは、台風の接近に伴って沖縄では大しけとなるおそれがあり、台風の影響が長引く可能性もある。また、台風のその先の進路はまだ定まっていないものの、来週は本州付近に前線が停滞し、台風周辺の湿った空気も流れ込むため、さらに広い範囲に影響が出るおそれもある。最新の情報に注意するとともに、早めに備えを進めておきたい。
（気象予報士・及川藍）
