意識不明の3歳男児、意識回復した 保育園で首にロープが絡まり、重体が続いた3週間 発した言葉「ママ」

久喜の保育園事故、男児の意識回復

 埼玉県久喜市栗橋東の「なずなの森保育園」で今月2日、園庭の遊具で遊んでいた男児(3)の首にロープが絡まり、意識不明の重体となっていた事故で、男児の意識が回復したことが24日、捜査関係者への取材で分かった。男児は同日までに意識が戻ったという。家族から県警に連絡があった。男児は現在も入院先で治療を継続しているものの、家族によると、「ママ」と言葉を発したという。

 男児の家族は、「突然の事故から約3週間が経(た)ち、息子の意識が回復し、ほっとしているところです」とコメントを発表した。

 県警は引き続き、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故原因などを慎重に捜査している。

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