28日、唐津で合同こども食堂 「居場所」の存在周知へ、300食用意

 唐津市内で子どもの居場所事業などに取り組む団体が集まる「からつたらふく子ども食堂」が28日午前11時から、同市の鏡神社神苑宮ノ原の広場で開かれる。市内の約10団体が、多くの人に活動を知ってもらおうと初めて企画。子どもが対象で、食事やデザートをバイキング形式で楽しむことができる。

 子ども食堂や放課後の居場所づくりに取り組む団体のほか、高校ボランティア部なども出店する。食事提供は18歳未満が対象で、カレーやハンバーガー、唐揚げ、デザートなど300食分を用意する。子どもに関する相談窓口も設ける。

 主催する団体の一つ、一般社団法人キラキラヒカルの田中雅美代表は「『子どもたちをおなかいっぱいに』がテーマ。いろいろな団体を知ってもらい、一人でも多くの子どもへの対応ができるようにしていきたい」と話す。今後も年4回ほどのペースで定期開催する。(横田千晶)

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