千賀を攻略したカブスがメッツに連勝 鈴木同点タイムリー二塁打

【メッツ2-4カブス】@リグレー・フィールド

メッツ・千賀滉大とカブス・鈴木誠也の初対決が注目された3連戦第2戦は、2点を追うカブスが3回裏に鈴木のタイムリー二塁打を含む3安打で3点を奪い逆転に成功すると、先発マーカス・ストローマンの8回2失点の好投もあり、メッツに4対2で勝利。2連勝でカード勝ち越しを決めた。ストローマンは4勝目(4敗)をマークし、千賀は3敗目(4勝)を喫している。

カブスは3回表にフランシスコ・アルバレスの6号2ランで先制を許したものの、即座に反撃を見せる。四球を足掛かりにダンズビー・スワンソンと鈴木のタイムリー二塁打で同点とすると、続くマイク・トークマンのタイムリーで試合をひっくり返す。さらに6回裏にはニコ・ホーナーの3号ソロが飛び出しリードを2点に広げると、先発のストローマンがランナーを出しながらも3本の併殺を奪うなど持ち味を発揮。メッツ打線に反撃を許さなかった。

千賀と鈴木はこの試合で3度対戦し、四球、タイムリー二塁打、キャッチャーファウルフライで2打数1安打1打点と鈴木に軍配が上がった。悔しい結果となった千賀だが、それでも3回裏以外は失点を許さず、5四球と制球を乱しながらも要所で6個の三振を奪うなど5回3失点でなんとか試合を作った。今季の防御率は3.94となっている。

また、「5番・右翼」でスタメン出場の鈴木は千賀と3度の対戦のあと、第4打席はファーストゴロに倒れ3打数1安打1四球1打点。2試合連続打点をマークし、5月のOPSは1.003と中軸の役割を果たしている。今季の成績は打率.285、19打点、OPS.873となった。

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