広島・庄原市から、牛の放牧が始まった話題です。
庄原市実留町にある放牧地では、三次市三良坂町の畜産農家・村本昭二 さんが飼育している3頭のメスが到着しました。
3頭は妊娠中で、年末から年明けにかけて出産をする見込みで、青々と茂った牧草の中を元気に走り回っていました。
牧草は、地元の下谷営農集団組合が去年10月に種をまいて管理してきました。
牛たちは、1日50キロほどの草を食べながら放牧地で過ごすことで、足腰が鍛えられ、健康も維持されるそうです。
畜産農家 村本昭二 さん
「運動を十分するし、青草を十分食べますからね。ことしは、元気な子牛を産んでくれたらいいと思う」
牛たちの放牧は、10月の中ごろまで続くということです。