相鉄HD SDGs軸に新事業 「食/農」「子育て」などテーマに提案募る

相鉄(資料写真)

 相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)は持続可能な開発目標(SDGs)を軸に新たな事業の創出を目指す「みらい共創プロジェクト」を開始した。企業の商品や事業開発を支援するプラットフォーム「Wemake(ウィーメイク)」を展開するA(エイス、東京都)と協業。ウィーメイクに登録する企業や一般のユーザー約3万人から提案を募り、沿線地域の価値向上につなげる。

 募集するテーマは「食/農」「子育て」、個人が持つ資産や技術を共有して社会のために使う「シェアリングエコノミー」の三つ。ウィーメイクは企画立案や事業の仮説検証などを支援するプラットフォームで、相鉄HDは多様な視点からアイデアを募ることで地域課題の解決を図る。

 応募は、ウィーメイクのウェブサイト内の専用ページから。テーマに基づいた提案書を7月23日までに提出する。審査やフィードバックを行い、11月下旬までに採択。最優秀賞100万円、優秀賞50万円、特別賞25万円が贈られるという。

 相鉄グループの担当者は「相鉄沿線の活性化に向け数多くのアイデアを応募していただきたい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社