【町民憲章の鉄塔】青く塗られる被害 静岡・南伊豆町

静岡・南伊豆町で「町民憲章」が記された鉄塔の一部が、何者かによって青く塗りつぶされているのが見つかり、町は警察に被害届を提出した。

南伊豆町によると、被害が見つかったのは南伊豆町加納の、前原橋交差点付近に設置されている鉄塔。この鉄塔は、40年近く前に「南伊豆ライオンズクラブ」から寄贈されたもので、4.9mの高さの三角柱の三面に「町民憲章」が記されているが、5月19日の朝、岡部克仁町長が、一部塗りつぶされていることに気付いたという。川沿いの一面が、文字の上から青く塗りつぶされ、塗った際に使ったとみられるはしごも残されていた。町は24日、警察に被害届を提出した

南伊豆町では2年前にも、町が管理する看板が塗りつけられ、町内に住む78歳の男性が損壊したとして有罪判決を受け、執行猶予中。この男性は、静岡第一テレビの取材に対し、今回の事件についても「自分が塗った」と認めていて、警察も捜査を進めている。

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