【タイ】テスラ、首都東部に旗艦ショールーム開設[車両]

米国の電気自動車(EV)大手テスラは、タイの首都バンコク東部のラムカムヘン通りで旗艦ショールーム・サービスセンターの建設を進めている。6月末に営業を開始する見通し。ターン・セータキットの最新号が報じた。

トヨタ自動車の販売代理店TBNグループが運営するコミュニティーモール「パシオ・ラムカムヘン」の敷地内にあったトヨタのショールームを取得し、改装している。敷地面積は5.3ライ(8,480平方メートル)。建物は5階建てで、旗艦ショールーム、サービスセンター、塗装・車体センター、部品倉庫、充電設備などを設置する。納車専用スペースは2月から稼働している。

テスラは昨年12月にタイでセダン「モデル3」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」の予約受け付けを開始。強力なブランドイメージと1台200万バーツ(約800万円)を切る価格設定で売り上げを伸ばしている。今年1~4月の登録台数はモデル3とモデルYを合わせて計2,797台で、EVでは中国・比亜迪(BYD)の「ATTO3(アットスリー、中国名:元プラス)」、浙江合衆新能源汽車(合衆汽車)の「NETA V」に続く3位となっている。

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