シャツ形の和紙

 ◎…日向市東郷町・若山牧水記念文学館で、シャツ形に折ったえんじ色の和紙を無償配布している。和紙には牧水の自筆短歌が印刷されていて、「来場の記念になる」と評判だ=写真。
 ◎…延岡市の菓子店「虎彦」が包装紙を無償提供。文学館近くに実家がある自営業藤田知奈美さん(55)=日向市富高=がボランティアで一つ一つシャツの形に折っている。
 ◎…文学館には多くの児童生徒が訪れるため、月に400個ほど作ることも。しかし藤田さんは「自分を整える日々のルーティーン」と笑顔。郷土の偉人を思い折り続けている。

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