住宅に乳児3人分の骨か、大阪 70代女性「何十年前産んだ」

大阪府警本部

 25日午後2時半ごろ、大阪府大東市の住宅で住人の70代女性から「子どもを産み落としたので来てほしい」と四條畷署に通報があった。駆けつけた署員がポリ袋に入った乳児の骨のようなものを発見。最大3人分とみられる。女性は「何十年も前に産んだ」との趣旨の話をしており、署は死体遺棄事件の可能性もあるとみて司法解剖し死因などを調べる。

 署によると、女性は80代の夫と50代の子ども2人の4人暮らし。2階和室の押し入れに何重にもなったポリ袋が三つあり、それぞれに骨のようなものが入っていた。うち一つは乳児の頭蓋骨とみられる。 

 現場はJR片町線住道駅から南へ約500mの住宅街の一角。

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