ロナウドが好きなメッシくん、サンパウロと契約 その名前は「リオネル・メッシ・ダ・シウヴァ」

この夏の去就が注目されているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。

そうしたなか、ブラジルの名門サンパウロと契約した10歳の少年が話題になっている。

彼の名前は、なんとリオネル・メッシ・ダ・シウヴァ(Lionel Messi Da Silva)。

『Globo』によれば、彼はサンパウロ州のカンピーナスという街の出身。当然、ブラジル人である。

父親のエドゥアルドさんが本家メッシの大ファンであることからこの名前をつけたそう。

父は「アルゼンチンサッカーへの憧れから、息子にはリオネル・メッシと名付けたいとずっと思っていました。メッシは傑出した選手であり、世界で最もユニークな選手。10年前に息子に命名したときもそう思っていましたし、今でも最高です」と話している。

リオネル・メッシ・ダ・シウヴァくんは5歳からサッカーを始めると、2022年2月にサンパウロに入団。先月に初めての契約を結んだ。

当初、彼はメッシという名前を嫌がっていたものの、その後、受け入れてくれたそう。ただし、最初に好きになった選手は、メッシではなくクリスティアーノ・ロナウドだったとか。

父エドゥアルドさんは「2人の違いを比べて見たらと言ったんですが、息子はロナウドのゴールしか見ていませんでした。その後、戦術を知るようになってからは、メッシのことをもっと好きになり始めました。いまの夢は彼と直接会うことなんです」と話している。

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2000年以降にカンピーナスでメッシという名前をつけられた子は他にも5人いるそう。ただ、リオネル・メッシ・ダ・シウヴァくん以外の子たちは、メッシをセカンドネームとして使っているとのこと。

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