大規模買収事件 広島市議会・石橋市議 公判 「1対1のさまざまな事例が、それぞれ100通り存在した」

河井夫妻の大規模買収事件をめぐる被買収側の裁判で、広島市議会議員が26日、現金を受け取った経緯などを説明しました。

公職選挙法違反の罪に問われている広島市議会議員の石橋竜史被告は、これまでの裁判で、河井克行元法務大臣から受け取った30万円について「当選祝いという認識で、買収の意図は感じていない」と無罪を主張しています。

26日の被告人質問で石橋被告は「克行氏からは拒んでも『季節の挨拶』や『会食後のタクシー代』など、ことあるごとに白い封筒に入れた金を渡されていたので、当選祝いを渡されることに違和感はなかった」と説明しました。

裁判の後の会見では…

広島市議会 石橋竜史 市議
「一連の事件の背景には1対100の買収事例があったわけではなく、1対1のさまざまな事例がそれぞれ100通り存在した」

石橋被告は、4月の広島市議会議員選挙にあらためて立候補し、当選しています。

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