「宮島との相乗効果で中四国の観光のハブに」 観光と工業の複合施設 広島・廿日市市が整備

広島・廿日市市に観光と工業の複合施設が整備されることになり、27日、現地で安全祈願祭が行われました。

複合施設が整備されるのは、山陽自動車道と西広島バイパスの間に広がる廿日市市平良地区の丘陵地帯で、広さはおよそ70万平方メートル、マツダスタジアム30個分です。安全祈願祭には、廿日市市の 松本太郎 市長などが出席しました。

計画によりますと、整備されるのは観光と工業の複合施設で、こうした施設は全国でもあまり例がないということです。

工業エリアには主に市内の企業が移転することになっています。また、観光エリアでは宮島を訪れる観光客の回遊が期待されています。

廿日市市 松本太郎 市長
「宮島との相乗効果で中四国で(観光の)ハブにしたい。廿日市にとってたいへん大きな事業になる」

観光エリアに入る業者は、ことし夏に発表される見込みです。

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